STORM(ストーム)の歴代シリーズの中でも、長年にわたって支持され続けているのが「IQシリーズ」です。
強烈な曲がりを追求するというより、
安定した転がりと扱いやすいボールモーション。
この部分に魅力を感じているボウラーも多いのではないでしょうか。
そんなIQシリーズから2026年に登場したのが、
IQツアー・サファイア(IQ TOUR SAPPHIRE)
です。
ここで注意したいのが、過去にも同名の「IQ TOUR SAPPHIRE」が存在していることです。
今回紹介するのは、
2020年版ではなく、2026年9月発売のIQツアー・サファイア
です。
2026年版では、
R2Sパールリアクティブ
と、
C3セントリピタル・コントロールコア
というIQシリーズらしい組み合わせを採用。
さらに表面仕上げには、
Power Edge™
が採用されています。
筆者自身は、この2026年版IQツアー・サファイアを実際には投げていません。
そのため本記事では、実際に投げたかのような感想を書くのではなく、メーカー公表スペックや設計から、
「どのようなボールモーションが期待できるのか」
「どんなコンディションで使いやすそうなのか」
「どんなボウラーに向いているのか」
を考察していきます。
- 2026年版 IQツアー・サファイアとは?
- 2026年版 IQツアー・サファイアのスペック
- 「低ΔRG=曲がらない」は間違い?
- R2Sパールリアクティブを採用
- 2021年のIQツアー・ルビー以来となるR2Sパール
- 2026年版最大のポイントはPower Edge™
- 筆者の考察|2026年版サファイアは「弱さを武器にしたIQ」ではないか
- 「弱いボール」と「使えるボール」は違う
- 2020年版IQツアー・サファイアとの違い
- IQツアー・エディションとの違い
- IQツアー・エメラルドが好きだった人にも注目
- レーン変化後に使いやすそう
- 最近の「強めの中間球」が使いにくい場面
- スポーツコンディションにも面白そう
- ハウスコンディションではどう使う?
- 回転数が多いボウラーにも注目
- 球速が速いボウラーはオイル量に注意
- ヘビーオイル用ではない
- ドライ専用ボールでもない
- どんなボウラーにおすすめ?
- 逆におすすめしにくいケース
- 筆者の総評|2026年版サファイアは「強くしないこと」に意味がある
- まとめ
2026年版 IQツアー・サファイアとは?
2026年版IQツアー・サファイアは、STORMから2026年9月に発売されたIQシリーズのパールリアクティブボールです。
大きな特徴は、
R2Sパールリアクティブ×C3セントリピタル・コントロールコア
という組み合わせ。
これはIQシリーズを長く知っている人なら、かなり馴染みのある組み合わせではないでしょうか。
近年はカバーストックもコアも強力になり、ミッドレーンから大きく反応するモデルが増えています。
その中で2026年版IQツアー・サファイアは、
必要以上に強くしすぎないこと
に意味のあるボールだと考えています。
2026年版 IQツアー・サファイアのスペック
| 項目 | スペック |
| メーカー | STORM(ストーム) |
| ボール名 | IQツアー・サファイア |
| 英語表記 | !Q TOUR SAPPHIRE |
| 発売 | 2026年9月 |
| カバーストック | R2S™ パールリアクティブ |
| コア | C3™ セントリピタル・コントロールコア |
| コアタイプ | 対称 |
| RG | 2.490(15ポンド) |
| ΔRG | 0.029(15ポンド) |
| マスバイアス差 | N/A |
| フレア | Medium-Low |
| 硬度 | 73〜75 |
| カラー | サファイア |
| 表面仕上げ | Power Edge™ |
| 取扱重量 | 12〜16ポンド |
| フレグランス | ブルーベリー |
| 適性コンディション | Medium |
このスペックを見ると、
最近の強いリアクティブボールとはかなり違った方向性
であることが分かります。
特に注目したいのが、
ΔRG0.029
という数字です。
C3セントリピタル・コントロールコアを搭載
IQシリーズを象徴する存在と言ってもいいのが、
C3セントリピタル・コントロールコア
です。
15ポンドで、
RG2.490。
ΔRG0.029。
となっています。
RGは比較的低めなので、ボールの回転を立ち上げやすい。
しかしΔRGは低く抑えられています。
つまり、
「転がるけれど、必要以上にフレアさせない」
という方向性です。
ここがIQシリーズのコントロール性能を支える重要な部分だと考えています。
「低ΔRG=曲がらない」は間違い?
IQツアー・サファイアのスペックを見て、
「ΔRG0.029なら曲がらないボールなのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、
低ΔRG=弱い
と考えるのは少し違います。
ΔRGが大きくなるほどフレアポテンシャルは高くなります。
新しいカバー面が次々とオイルへ接触するため、大きなトラクションを作りやすくなります。
一方で、フレアが大きすぎるとコンディションによってはボールの反応が強くなりすぎる場合もあります。
C3コアはΔRGを0.029に抑えることで、
ボールモーションを予測しやすくすること
に価値があります。
最大限曲げるためではなく、
曲がりをコントロールするためのコア。
これがIQシリーズを理解するうえで重要です。
C3コアは「コントロール」がキーワード
名前にも、
Centripetal Control
と入っています。
このコアは高速回転する設計によって、レーン奥での進路変更をスムーズにし、ブレークポイントでのコントロール性能を高めることを目的としています。
つまり、
「奥で一気に方向転換する」
というより、
ブレークポイントから読みやすい形でポケットへ向かう。
この方向性がIQシリーズらしさにつながっています。
R2Sパールリアクティブを採用
2026年版IQツアー・サファイアに採用されたカバーストックは、
R2Sパールリアクティブ
です。
R2SはSTORMの歴史を語るうえでも非常に重要なカバーストックです。
現在ではさらに強力なカバーも数多く存在します。
しかし、
強ければ強いほど使いやすいわけではありません。
強いカバーが手前から反応しすぎる。
ミッドレーンでエネルギーを使ってしまう。
ブレークポイントで思ったほど動かない。
こうした状況もあります。
R2Sパールを採用する2026年版サファイアでは、
レーン手前の走行距離を確保すること
が重要なテーマになっています。
2021年のIQツアー・ルビー以来となるR2Sパール
2026年版IQツアー・サファイアについて、メーカーは、
2021年発売のIQツアー・ルビー以来となる、IQシリーズ伝統のR2Sパール搭載モデル
と説明しています。
ここは非常に面白い部分です。
最新の強力なカバーストックへ変更するのではなく、
あえてIQシリーズとの相性が分かっているR2Sパールへ戻す。
これは、
最新=最適とは限らない
というボウリングボールの面白さを感じさせます。
2026年版最大のポイントはPower Edge™
2020年版との大きな違いとして注目したいのが、
Power Edge™
です。
2020年版IQツアー・サファイアは、
1500グリット・ポリッシュ
でした。
一方、2026年版は、
Power Edge™
仕上げです。
同じ、
R2Sパール。
C3コア。
という基本構成を持っていますが、最終仕上げが異なります。
そのため、
「2020年版と同じボール」と考えないこと
が重要です。
Power Edge™で何を狙っているのか?
Power Edge™はSTORMの現在の光沢系仕上げのひとつです。
2026年版IQツアー・サファイアでは、この仕上げによって、
長めのスキッド性能
を作ることが狙われています。
メーカー自身も、近年のレーンコンディションに合わせて長めのスキッド性能を実現したと説明しています。
つまり、
手前をしっかり走らせる。
↓
ミッドレーンではC3コアが転がる。
↓
ブレークポイントでは安定して方向転換する。
というボールモーションが期待できます。
筆者の考察|2026年版サファイアは「弱さを武器にしたIQ」ではないか
ここからはスペックをもとにした筆者の考察です。
改めてお伝えすると、
筆者は2026年版IQツアー・サファイアを実際には投げていません。
そのため実投レビューではありません。
その前提でスペックを見ると、個人的に非常に面白いと思うのが、
「強くしすぎなかったこと」
です。
現在のリアクティブボールは非常に高性能です。
カバーは強くなり、
コアも強くなり、
フレアも大きくなっています。
もちろんオイル量が多いコンディションでは、それが必要になります。
しかしレーンが変化してくると、
強いことがデメリットになる場面
もあります。
そんな状況で、
R2Sパール。
C3コア。
ΔRG0.029。
Medium-Lowフレア。
Power Edge™。
という2026年版サファイアの構成は非常に分かりやすい。
「必要以上にレーンへ噛ませないこと」そのものが武器になる。
そんなボールではないかと考えています。
「弱いボール」と「使えるボール」は違う
カバーストックが弱め。
フレアが少ない。
だから性能が低い。
これは違います。
例えばレーン手前が削れている状態で、非常に強いソリッドを投げたとします。
手前から摩擦する。
早く転がる。
エネルギーを消費する。
奥で動かない。
一方、もう少し弱いカバーなら、
手前を通過する。
必要な場所までエネルギーを残す。
ブレークポイントで向きを変える。
ピンまで動きを継続する。
ということがあります。
つまり、
強さとは「どれだけ曲がるか」ではなく、「そのコンディションに適しているか」で考えるべき
だと思います。
「走る」と「滑る」は違う
2026年版IQツアー・サファイアでは、
長めのスキッド
がひとつの特徴です。
しかし、
「スキッドする=オイルに負けて滑る」
ではありません。
理想的なのは、
手前では必要以上に摩擦しない。
↓
コアは回転している。
↓
ブレークポイントまでエネルギーを運ぶ。
↓
ドライへ触れたところで向きを変える。
という動きです。
C3コアはRG2.490なので、極端に高RGのコアではありません。
つまり、
「転がらないから走る」のではなく、「転がりながら走らせる」
というのがIQシリーズらしい考え方です。
奥では「暴れず確実に向きを変える」
2026年版IQツアー・サファイアについて、メーカーは、
手前は軽快に走り、奥では暴れず確実に向きを変える
という方向性を示しています。
この「暴れない」という部分は非常に重要だと思います。
パールボールの場合、
手前を走る。
ドライへ触れる。
突然大きく方向転換する。
という動きになるモデルもあります。
それが必要な場面もありますが、スポーツコンディションなどでは反応が大きすぎるとラインを合わせにくくなる場合があります。
そこでC3コアの、
低ΔRGによる安定感
が生きてきます。
「キレる」と「暴れる」は違う
これもIQツアー・サファイアを見るうえで重要です。
奥で方向転換することと、
反応が不安定になることは別です。
ブレークポイントでしっかり向きを変える。
しかし外へミスした瞬間に急激に跳ね返るような反応は抑える。
2026年版サファイアは、
「必要なキレは出す。でも過剰な動きは抑える」
というバランスを狙ったモデルだと考えられます。
2020年版IQツアー・サファイアとの違い
同じ名前なので、ここは整理しておきたいところです。
2020年版も、
R2Sパールリアクティブ。
C3セントリピタル・コントロールコア。
RG2.490。
ΔRG0.029。
という基本構成でした。
しかし2020年版の表面仕上げは、
1500グリット・ポリッシュ。
2026年版は、
Power Edge™。
さらに2026年版は現在のレーン環境を意識し、長めのスキッド性能とIQらしい読みやすいバックエンドを狙ったモデルとして登場しています。
同名モデルではありますが、
2026年のレーン環境に合わせて再構築されたIQツアー・サファイア
と考えると分かりやすいでしょう。
IQツアー・エディションとの違い
IQシリーズの基準として比較したいのが、
IQツアー・エディション
です。
IQツアー・エディションは、
R2Sソリッド。
C3コア。
という組み合わせ。
2026年版IQツアー・サファイアは、
R2Sパール。
C3コア。
という組み合わせです。
つまりコアの基本思想は共通しながら、
カバーによって役割を変えている
わけです。
IQツアー・エディションではソリッドによる安定したトラクション。
サファイアではパール+Power Edge™による走行距離。
そのため、
「どちらが優秀か」ではなく「どちらの動きが必要か」
で選ぶことが重要です。
IQツアー・エメラルドが好きだった人にも注目
過去のIQシリーズでは、
IQツアー・エメラルド
もR2Sパール×C3コアという組み合わせでした。
そのためエメラルドのような、
「手前は走らせたい」
「でもIQらしい安定感は欲しい」
という方向性が好きだった人にとって、2026年版サファイアは非常に気になる存在だと思います。
ただし表面仕上げや製造時期も違うため、
「エメラルドと完全に同じ」ではありません。
あくまで、
IQらしいパールリアクティブの系譜
として考えるのが適切です。
ミディアムコンディションが基本
メーカーが示している適性は、
Medium。
です。
ここは非常に分かりやすいと思います。
R2Sパール。
Power Edge™。
Medium-Lowフレア。
この組み合わせは、
ヘビーオイルで最大限トラクションを作るための設計ではありません。
ある程度オイルがありながら、
強いボールでは早くなってしまう。
そんな場面が中心になります。
レーン変化後に使いやすそう
スペックから考えると、個人的に特に注目しているのが、
レーン変化後
です。
例えば、
強いソリッドでスタート。
↓
ゲームが進む。
↓
手前のオイルが削れる。
↓
強いソリッドが早くなる。
↓
パールへ変更する。
ここで、
「普通の強いパールでもまだ早い」
という場面があります。
そんなとき、
R2Sパール×低ΔRG×Power Edge™
というサファイアの特徴が生きてくる可能性があります。
最近の「強めの中間球」が使いにくい場面
メーカー自身も、近年の中間〜強めのリアクションを持つボールでは扱いづらかったコンディションで、2026年版サファイアが力を発揮すると説明しています。
ここは個人的にも重要だと思います。
現在はミッドパフォーマンスでもかなり強いボールがあります。
そのため、
「一段落としたいのに、落とし切れない」
ということがあります。
サファイアは、
単純に弱いボールではなく、
強いボールから明確にリアクションを落とせるIQ
としてアーセナルに価値を持つ可能性があります。
スポーツコンディションにも面白そう
筆者はまだ実際に投げていないため断定はできませんが、スペック上はスポーツコンディションでも興味深いボールだと思います。
スポーツコンディションでは、外側の摩擦へ触れたときに反応しすぎるボールが扱いにくい場合があります。
そこで、
C3コア。
ΔRG0.029。
Medium-Lowフレア。
という安定性重視の設計が生きてきます。
特にゲームが進んでレーンが変化したとき、
「走ってほしい。でも奥で暴れてほしくない」
という状況では面白い選択肢になりそうです。
ハウスコンディションではどう使う?
一般的なハウスコンディションでも、使いどころは十分考えられます。
特に、
オイル量が多くない。
外側に摩擦がある。
強いリアクティブでは外へ触れたときに反応しすぎる。
という状況です。
サファイアなら、
手前を走らせながら、C3コアによって奥の動きを安定させる
という攻め方が期待できます。
回転数が多いボウラーにも注目
回転数が多いボウラーや両手投げでは、強いリアクティブボールが手前から早く感じることがあります。
特にレーン変化後は、
「何を投げても早い」
という状況になることがあります。
そんなとき、
ΔRG0.029。
Medium-Lowフレア。
R2Sパール。
Power Edge™。
というサファイアの組み合わせは非常に興味深いです。
回転数はあるから、ボール側でフレアを増やしすぎたくない。
そんなタイプには相性の良い可能性があります。
球速が速いボウラーはオイル量に注意
一方、球速が速く回転数が少ないタイプでは注意も必要です。
R2Sパール。
低ΔRG。
Medium-Lowフレア。
という組み合わせなので、オイル量が多すぎると十分な方向転換を作れない可能性があります。
そのためスピードタイプの場合、
少しオイル量が減った状態や、摩擦を使えるコンディション
のほうが性能を活かしやすいと考えられます。
ヘビーオイル用ではない
ここは明確にしておきたい部分です。
2026年版IQツアー・サファイアは、
ヘビーオイル攻略用として選ぶボールではありません。
大量のオイルの中で最大限のトラクションが必要なら、より強いソリッドや大きなフレアを持つモデルのほうが適しています。
サファイアは、
「強いボールでは強すぎる場所」
に価値があります。
ドライ専用ボールでもない
逆に、
「走るパールならドライ専用?」
というわけでもありません。
R2Sパールはリアクティブカバーです。
さらにC3コアもRG2.490なので、完全なドライ専用に設計された高RG・低Diffボールとは異なります。
手前まで完全に乾いてしまえば、サファイアでも早く感じる可能性があります。
そのため、
ミディアムからレーン変化が進んだ状態
を中心に考えると分かりやすいでしょう。
どんなボウラーにおすすめ?
2026年版IQツアー・サファイアは、
・IQシリーズが好きな人
・R2Sパールが好きな人
・強すぎないパールが欲しい人
・レーン手前の走行距離が欲しい人
・奥で暴れにくいボールを探している人
・ミディアムコンディションを中心に投げる人
・レーン変化後のボールが欲しい人
・強いリアクティブが早く感じる人
・回転数が多い人
・両手投げでフレアを増やしすぎたくない人
・スポーツコンディション用のパールを探している人
・IQツアー・エメラルド系の役割が好きな人
などには特に注目してほしいモデルです。
逆におすすめしにくいケース
反対に、
・ヘビーオイル用を探している
・最大限のトラクションが欲しい
・大きなフレアが欲しい
・強烈な非対称リアクションが欲しい
・ブレークポイントで最大限鋭く動いてほしい
・完全なドライ専用ボールを探している
という場合には、別のボールのほうが目的に合う可能性があります。
2026年版サファイアの魅力は、
「強さを抑えたことによる使いやすさ」
にあると考えています。
筆者はまだ2026年版IQツアー・サファイアを投げていません
ここは改めて明記しておきます。
筆者は2026年版IQツアー・サファイアを実際には投げていません。
そのため、
「実際に投げたら〇枚曲がった」
「ピンアクションが凄かった」
「このラインが一番良かった」
といった実投経験を装った評価はしていません。
本記事で書いているボールモーションについては、
メーカー公表スペック。
カバーストック。
コア。
表面仕上げ。
メーカーが示しているボールの方向性。
これらから考察しています。
実際のボールリアクションは、
球速。
回転数。
回転軸。
PAP。
レイアウト。
レーン素材。
オイルパターン。
表面状態。
などによって変化します。
そのため、最終的には自分の投球スタイルと照らし合わせて判断することが重要です。
筆者の総評|2026年版サファイアは「強くしないこと」に意味がある
2026年版IQツアー・サファイアのスペックを見て、個人的に最も興味深いのは、
最新モデルなのに、極端な強さを追求していないこと
です。
R2Sパール。
C3コア。
RG2.490。
ΔRG0.029。
Medium-Lowフレア。
Power Edge™。
スペックだけを見ると、
最新のハイパフォーマンスモデルほど派手ではありません。
しかし、
だからこそ役割があります。
強いソリッドでは早い。
強いパールでも反応しすぎる。
弱すぎるボールではポケットまで戻せない。
その間を埋める。
これこそ、2026年版IQツアー・サファイアがアーセナルに入る意味ではないでしょうか。
まとめ
2026年版IQツアー・サファイアは「走らせて、暴れさせない」IQ
2026年版IQツアー・サファイアの特徴をまとめると、
・2026年9月発売
・R2Sパールリアクティブ
・C3セントリピタル・コントロールコア
・RG2.490(15ポンド)
・ΔRG0.029(15ポンド)
・Medium-Lowフレア
・Power Edge™仕上げ
・サファイア単色パール
・ブルーベリーのフレグランス
・適性はミディアム
・長めのスキッド性能
・安定したバックエンドモーション
・2020年版とは表面仕上げが異なる
というモデルです。
筆者はまだ2026年版IQツアー・サファイアを実際には投げていません。
その前提でスペックとメーカーの説明から考えると、このボールを一言で表すなら、
「走らせて、暴れさせないIQ」
ではないでしょうか。
R2Sパールで走行距離を作る。
Power Edge™で手前をスムーズに通す。
C3コアで安定した転がりを作る。
低ΔRGによって過剰なフレアを抑える。
そしてブレークポイントから読みやすく方向転換する。
現在は強いリアクティブボールが非常に増えています。
だからこそ、
「強すぎないこと」そのものが性能になる。
2026年版IQツアー・サファイアは、そんな現在のボールラインナップだからこそ存在価値のある一球だと考えています。
強いボールでは早すぎる。
でも弱すぎるボールには落としたくない。
レーン手前を走らせたい。
でも奥では暴れてほしくない。
そんな状況を攻略するための選択肢として、2026年版IQツアー・サファイアは非常に興味深いモデルではないでしょうか。



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