STORM RAGING BITE(レイジング・バイト)レビュー|フェイズIIのTX-16ソリッドを搭載した新世代バイト

ストーム

はじめに

ボウリングで「しっかり転がる」「扱いやすい」「でもピンアクションは強い」――。

そんなボールを探しているなら、ぜひ注目したいのがSTORMの**「レイジング・バイト」**です。

レイジング・バイトは、バイトシリーズの最新モデルとして登場したハイパフォーマンスボール。

最大の注目ポイントは、名作として知られる**フェイズIIにも採用された「TX-16ソリッド」**をカバーストックに採用していることです。

さらに、バイトシリーズらしい重厚な転がりを生み出すG2 A.I.コアを組み合わせることで、

「扱いやすさ」と「強いピンアクション」

を高いレベルで両立したボールに仕上がっています。

レイジング・バイトのスペック

まずは基本スペックから見ていきましょう。

項目スペック
メーカーSTORM
ボール名レイジング・バイト
カバーストックTX-16™ ソリッドリアクティブ
コアG2™ A.I.コア
コアタイプ非対称
RG2.460(15lbs)
ディファレンシャル0.059(15lbs)
マスバイアス差0.029(15lbs)
フレアHigh
表面仕上げ3000-grit Abralon®
硬度73~75
カラーブラック/ティール/レッド
重量12~16ポンド
適正レーンMedium~Medium Heavy
フレグランスココナッツバニラクリーム

※15ポンドのスペックを基準にしています。

レイジング・バイトの特徴

最大の特徴は「TX-16ソリッド」

レイジング・バイトを語るうえで、絶対に外せないのがTX-16ソリッドリアクティブです。

TX-16は、STORMの人気ボール「フェイズII」に採用されたことで知られるカバーストック。

レイジング・バイトでは、このTX-16ソリッドを3000グリットのAbralon仕上げで搭載しています。

TX-16の特徴は、強烈にレーンを噛ませるというより、

「しっかりレーンを捉えながら、必要以上に手前で暴れない」

という扱いやすさ。

そのため、強いソリッドリアクティブにありがちな、

「手前から噛みすぎる」

「オイルが残っている場所でも早く動きすぎる」

といった現象を抑えやすいのが魅力です。

G2 A.I.コアが生み出す重厚な転がり

もう一つの大きなポイントが、G2 A.I.コアです。

15ポンドではRG 2.460、ディファレンシャル0.059、マスバイアス差0.029というスペック。

ディファレンシャルが0.059と非常に大きいため、しっかりとしたフレアポテンシャルを持っています。

このコアによって生み出されるのが、バイトシリーズらしい重厚感のある転がり

レーンの中盤でしっかりとボールが姿勢を作り、ブレイクポイントからは強くフッキング。

そして、そのままピンに向かって力強く進んでいきます。

レイジング・バイトのボールリアクション

実際の動きをイメージすると、

手前 → スムーズ

中盤 → 安定した転がり

ブレイクポイント → 強くフッキング

バックエンド → 持続性のある動き

というタイプ。

派手に「ギュン!」と向きを変えるボールというより、

レーンをしっかり使いながら、最後まで強く動き続けるタイプ

と考えると分かりやすいでしょう。

メーカー側も、手前では無駄な噛みを抑えながら、奥ではバイトシリーズらしい重厚な転がりへ移行し、ブレイクポイントから力強く持続するフッキングをすると説明しています。(ハイスポ)

レイジング・バイトは「強いのに扱いやすい」

個人的にこのボールの一番面白いところは、

「強いボールなのに、扱いにくさが少ない」

という点です。

通常、強いカバーストック+大きなディファレンシャルを組み合わせると、手前から強くレーンを捉えてしまうケースがあります。

しかしレイジング・バイトはTX-16ソリッドによって、必要以上のキャッチを抑えています。

そのため、

「強いボールを投げたいけど、手前から噛みすぎるボールは苦手」

というボウラーにも使いやすいモデルになっています。

適正コンディションは?

レイジング・バイトの適正レーンは、メーカー表記でミディアム~ミディアムヘビー

特に、

  • オイルがある程度入っている
  • レーン中盤にしっかりボールを置きたい
  • バックエンドまで強い動きを残したい
  • ハウスコンディションより少し強めのボールが欲しい
  • スポーツコンディションでも安定した動きが欲しい

といった場面で活躍しやすいでしょう。

どんなボウラーにおすすめ?

レイジング・バイトは、特に以下のようなボウラーにおすすめです。

① フェイズIIが好きなボウラー

これは言うまでもありません。

フェイズIIで採用されたTX-16ソリッドを搭載しているため、

「フェイズIIの転がりが好き」

というボウラーには非常に気になる存在です。

ただし、レイジング・バイトはフェイズIIそのものではありません。

G2 A.I.コアによる高いフレア性能とバイトシリーズらしい強いピンアクションが加わっています。

② 強いソリッドボールが欲しいボウラー

レイジング・バイトは、強いカバーストックと高いフレア性能を持つため、オイルに対してしっかり対応できます。

「パール系では少し弱い」

「ハイブリッドではもう一段強さが欲しい」

という場合にも候補になります。

③ 転がり重視のボウラー

ボールを走らせて急激に曲げるよりも、

「しっかり転がして、ポケットまで強く運びたい」

というタイプに向いています。

特に、ボールスピードが比較的遅めで、ボールにしっかりレーンを使わせたいボウラーには面白い選択肢でしょう。

④ トーナメント用の信頼できるボールが欲しいボウラー

レイジング・バイトは、単純に「曲がるボール」ではありません。

重要なのは、

安定した転がり+十分なフレア+強い継続性

を持っていること。

そのため、コンディションに合わせてラインを調整するトーナメントでも使いやすいタイプです。

レイジング・バイトのメリット

ここまでをまとめると、レイジング・バイトのメリットは以下の通りです。

◎ 強いのに手前で暴れにくい

TX-16ソリッドによって、必要以上のキャッチを抑えた扱いやすい動き。

◎ 重厚感のある転がり

G2 A.I.コアによって、バイトシリーズらしい力強い転がりを実現。

◎ 高いフレア性能

ディファレンシャル0.059によって、しっかりとしたトラックフレアを作りやすい設計です。

◎ 奥まで強い

ブレイクポイントからピンに向かって持続するため、ピンアクションにも期待できます。

◎ フェイズIIとの比較が面白い

同じTX-16ソリッドを採用しているため、フェイズIIユーザーにとって比較対象として非常に興味深いボールです。

レイジング・バイトの注意点

もちろん、すべてのコンディションに万能というわけではありません。

3000グリットのソリッドリアクティブ+高フレアの非対称コアなので、レーンがかなり乾いてくると強すぎる可能性があります。

特に、

「手前からどんどんボールが動いてしまう」

ようになった場合は、無理にレイジング・バイトを使い続けるより、より弱いボールへチェンジしたほうが良いでしょう。

また、オイルが極端に少ないコンディションでは、ボールスピードや回転数によっては曲がり幅が大きくなりすぎる可能性もあります。

フェイズIIとの違いは?

レイジング・バイトを購入するか迷っている人が、一番気になるのがここではないでしょうか。

フェイズIIとレイジング・バイトは、どちらもTX-16ソリッドを使用しています。

しかし、コアが違います。

フェイズIIは比較的扱いやすいリアクションを作りやすい一方、レイジング・バイトはG2 A.I.の非対称コアによる高いフレア性能と強い継続性を持っています。

つまり、

「フェイズIIの安心感をベースに、もっと強いフレアとピンアクションが欲しい」

というボウラーにとって、レイジング・バイトは非常に魅力的な存在です。

レイジング・バイトはエースボールになれる?

結論から言えば、

十分にエースボール候補になれるボールです。

メーカーもミディアム~ミディアムヘビーを適正レーンとしており、強すぎず弱すぎない中間帯のカバーで扱いやすさを確保しています。

特に、

「最初に投げるボールとしてある程度の強さが欲しい」

「でも強すぎるボールは使いにくい」

というボウラーには、非常にバランスの良い選択肢になるでしょう。

まとめ

レイジング・バイトは「扱いやすさと破壊力」を両立したバイト

STORMのレイジング・バイトは、

TX-16ソリッド

×

G2 A.I.コア

という非常に魅力的な組み合わせを持ったボールです。

フェイズIIでお馴染みのTX-16によって、強すぎないキャッチとスムーズな直進性能を確保。

そこにG2 A.I.コアによる高いフレア性能と、バイトシリーズらしい重厚な転がりを組み合わせています。

その結果、

「扱いやすいのに強い」

という、非常に実戦的なボールに仕上がっています。

特におすすめしたいのは、

「フェイズIIが好き」

「強いソリッドボールが欲しい」

「転がり重視のボールが好き」

「ミディアム~ミディアムヘビーで使えるエースボールが欲しい」

というボウラー。

フェイズIIのTX-16ソリッドが好きだった人にとって、レイジング・バイトはぜひ一度投げ比べてみたいボールです。

「扱いやすさ」と「バイトシリーズらしい破壊力」。

その2つを高いレベルで融合させた、注目の2026年モデルと言えるでしょう。

レイジング・バイトがおすすめな人

  • フェイズIIの転がりが好き
  • 強めのソリッドリアクティブが欲しい
  • 手前で噛みすぎるボールは苦手
  • 重厚感のある転がりが好き
  • 強いピンアクションが欲しい
  • ミディアム~ミディアムヘビー用のボールを探している
  • トーナメントで信頼できるボールが欲しい

「強いけど扱いやすい」

この絶妙なバランスこそ、レイジング・バイト最大の魅力です。

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