稲盛和夫『生き方』を読んだ感想レビュー|人生に迷ったときに読みたい一冊

本・自己啓発

はじめに

「自分は何のために生きているんだろう?」

「仕事を頑張っているのに、なぜか満たされない」

「もっと充実した人生を送りたい」

そんなことを一度でも考えたことがある人に、ぜひ読んでほしい一冊があります。

それが、稲盛和夫さんの『生き方 人間として一番大切なこと』です。

本書は、京セラやKDDIを創業した稲盛和夫さんが、自身の経験をもとに「人間はどのように生きるべきなのか」を語った人生哲学の本です。

2004年に刊行されて以来、多くの読者に読み継がれてきたロングセラーで、稲盛和夫さんの人生哲学を知るうえで代表的な一冊と言えるでしょう。

この記事では、実際に『生き方』を読んで感じたことや、特に心に残った考え方、どんな人におすすめなのかをレビューしていきます。

『生き方』はどんな本?

『生き方 人間として一番大切なこと』は、稲盛和夫さんが「人間として正しく生きるとは何か?」というテーマについて書いた人生論です。

本書は大きく、

  • 思いを実現させる
  • 原理原則から考える
  • 心を磨き、高める
  • 利他の心で生きる
  • 宇宙の流れと調和する

というテーマから構成されています。

単なる成功哲学ではありません。

「どうすればお金持ちになれるか」

「どうすれば出世できるか」

といったノウハウよりも、

「人間として、どう生きるべきなのか」

という、もっと根本的な部分を考えさせられる本です。

『生き方』を読んだ率直な感想

★★★★★ 5.0

個人的には、人生について考え直すきっかけを与えてくれる非常に良い本だと感じました。

特に印象に残ったのが、

「人生の結果は、自分の考え方や心の持ち方によって大きく変わる」

という考え方です。

仕事でもスポーツでも、結果が出ないときは「能力が足りない」「環境が悪い」と考えてしまいがちです。

しかし稲盛和夫さんは、目の前の結果だけを見るのではなく、

「自分はどんな考え方で物事に向き合っているのか?」

という部分を大切にしています。

これは非常にシンプルですが、実践するのは簡単ではありません。

だからこそ、何度も読み返す価値がある本だと思いました。

『生き方』で特に心に残った3つの考え方

① 人生は「考え方」で変わる

本書で特に重要だと感じたのが、「考え方」の重要性です。

同じ出来事が起きても、

「もうダメだ」

と考える人もいれば、

「ここから何を学べるだろう?」

と考える人もいます。

起きた出来事そのものを変えることはできなくても、それをどう受け止めるかは自分で変えられます。

これは人生だけではなく、仕事やスポーツにも当てはまる考え方だと思います。

失敗したときに、

「自分には才能がない」

と考えるのか、

「この失敗から何を改善できるだろう?」

と考えるのか。

その積み重ねが、長い目で見ると大きな差になるのではないでしょうか。

② 「利他の心」を持つ

『生き方』を読んでいて非常に印象的なのが、「利他」という考え方です。

簡単に言えば、

自分だけが得をするのではなく、相手のためになることを考える。

ということです。

成功したいと思うと、

「自分がもっと稼ぎたい」

「自分が認められたい」

「自分が成功したい」

と、自分中心の考え方になりやすいものです。

しかし稲盛和夫さんは、周囲の人を幸せにすることや、人のために行動することを大切にしています。

これは現代でも非常に重要な考え方だと思います。

ブログでも同じです。

「どうやって自分が稼ぐか」だけを考えるのではなく、

「読者にどんな価値を届けられるか?」

を考える。

結果として読者から信頼されれば、それが収益にもつながっていきます。

『生き方』を読んで、そんなことも考えさせられました。

③ 成功だけではなく「人間としてどう生きるか」を考える

この本の最大の魅力は、成功だけを追い求めていないところだと思います。

普通の自己啓発本なら、

「目標を設定する」

「努力する」

「成功する」

という流れになりがちです。

しかし『生き方』では、

「そもそも人間は何のために生きるのか?」

というところまで踏み込んで考えています。

お金や地位を手に入れたとしても、人間としての心が荒れてしまえば、本当の意味で幸せとは言えない。

だからこそ、

「心を磨く」

「正しいことをする」

「感謝する」

「人のために尽くす」

といったことが重要になる。

この考え方には、非常に考えさせられるものがありました。

『生き方』の良かったところ

1. 人生について深く考えられる

普段の生活では、

「仕事」

「お金」

「趣味」

「人間関係」

など、目の前のことに追われてしまいます。

そんな中で、

「自分はどんな人生を送りたいのか?」

と立ち止まって考える機会を与えてくれる本です。

2. 難しい哲学を身近な言葉で考えられる

人生哲学というと難しそうに感じます。

しかし本書は、稲盛さん自身の経験や考え方を通して説明されているため、比較的読み進めやすいです。

「哲学の本は苦手」という人にも挑戦しやすい一冊だと思います。

3. 一度読んで終わりではない

この本は、年齢や自分の置かれている状況によって感じ方が変わるタイプの本だと思います。

20代で読むのと、40代、50代で読むのでは、心に残る部分も変わるでしょう。

仕事で悩んでいるとき。

人生の方向性に迷ったとき。

大きな失敗をしたとき。

そんなタイミングで読み返すと、また違った発見があるはずです。

『生き方』の気になったところ

もちろん、すべての人に合う本というわけではありません。

本書では「正しい生き方」について、かなり強い信念を持って語られています。

そのため、

「もっと自由に生きたい」

「成功するための具体的なテクニックが知りたい」

という人には、少し精神論が多いと感じるかもしれません。

実際、読者レビューでも、人生観の深さを評価する声がある一方で、抽象的で読み物としては合わないという意見も見られます。

つまり、

「万人向けの自己啓発本」ではなく、「自分の生き方そのものを考えたい人向けの本」

だと思います。

『生き方』はこんな人におすすめ

こんな人には特におすすめです。

  • 人生の方向性に迷っている人
  • 仕事を頑張っているのに満たされない人
  • 自己啓発本が好きな人
  • 稲盛和夫さんの考え方を知りたい人
  • 京セラやKDDIの創業者の哲学を知りたい人
  • 仕事に対する考え方を変えたい人
  • 人間として成長したい人
  • 何かに挑戦している人
  • 失敗して自信を失っている人
  • 「自分は何のために生きるのか」と考えたことがある人

特に、

「最近、人生について少し迷っている」

という人には、一度読んでみてほしい本です。

『生き方』を読んで感じたこと

この本を読んで強く感じたのは、

人生を変えるためには、まず自分の考え方を変える必要がある

ということです。

環境を変える。

仕事を変える。

付き合う人を変える。

これらも人生を変える方法の一つです。

しかし、それだけでは根本的な問題が解決しないこともあります。

自分自身の考え方が変わらなければ、環境を変えても同じことで悩んでしまうかもしれません。

だからこそ、

「自分は何を大切にして生きるのか」

「どんな人間になりたいのか」

を考えることが重要なのだと思います。

『生き方』は、成功する方法を教えてくれるだけの本ではありません。

「成功した先に、どんな人間になりたいのか?」

まで考えさせてくれる本です。

まとめ

人生に迷ったときに読み返したい一冊

稲盛和夫さんの『生き方 人間として一番大切なこと』は、人生について深く考えさせてくれる一冊でした。

特に印象に残ったのは、

  • 考え方を大切にする
  • 常に努力する
  • 素直な心を持つ
  • 感謝する
  • 利他の心を持つ
  • 人間として正しいことをする

という考え方です。

派手な成功テクニックが書かれている本ではありません。

むしろ、非常にシンプルです。

しかし、

「シンプルなことを、毎日の生活で実践する」

ことこそが難しい。

だからこそ、この本には何度も読み返す価値があるのだと思います。

もし今、

「自分はこのままでいいのかな?」

「これからどう生きていけばいいんだろう?」

と悩んでいるなら、一度『生き方』を手に取ってみてください。

きっと、自分自身の人生について考えるきっかけを与えてくれるはずです。

『生き方』基本情報

項目内容
書名生き方 人間として一番大切なこと
著者稲盛和夫
出版社サンマーク出版
初版2004年8月
ページ数246ページ
ジャンル自己啓発・人生哲学
おすすめ度★★★★★

※書籍情報は出版社・国立国会図書館等の公開情報をもとにしています。

この記事の一言まとめ

「成功する方法」ではなく、「人間としてどう生きるか」を教えてくれる本。

『生き方』は、人生に迷ったときこそ読みたい一冊です。

『生き方』を読んでみたい方はこちらから↓

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